食塩相当量を60%以上カット※した減塩タイプの唐揚げが新登場!
しょうがとにんにくを利かせた、あっさり和風しょうゆ味。
鶏肉にしっかり下味を付けてから揚げているので、
減塩タイプでも物足りなさを感じない、食欲そそる味わいです。
近年、食に対して“減塩”を求める声が高まりを見せています。コープとしても、こうした世の中のニーズを受け止め、一般的な唐揚げと比較して食塩相当量(ナトリウム量を食塩量に換算した値)を60%以上カット(100グラム当たり0.8グラムまで減塩)した唐揚げを開発しました。
「開発がスタートしたとき、冷凍唐揚げの中で最も食塩相当量が低いものを目指そうと提案され、今までにない数値へのチャレンジに驚きました」と話すのは(株)ニチレイフーズの丸山繁美さん。
「塩味はうま味を感じる要素の1つなので、おいしさを損なわずに食塩相当量をどう減らすかということに一番頭を悩ませました。最初は単純に、塩分を含んでいる原料を減らしてみましたが、味のバランスが悪くなるだけで、うまく仕上がりませんでした」と開発当時を振り返ります。
「そこで注目したのが香辛料。子どもが食べることも想定し、辛いものではなく、しょうがやにんにくを選び、配合率を変えながら試作を繰り返しました。香辛料を加えると舌が刺激され、塩分の少なさをあまり感じなくなる効果があるんです」と丸山さん。
「子どもから大人まで、おいしく食べていただきたかったので、味わいは日本人好みのしょうゆ味を基本に、しょうがとにんにくをたっぷり利かせています。食塩相当量を60%以上カットしているのに物足りなさを感じさせない工夫として、鶏肉にしっかり下味を付けてから揚げることもポイントなんですよ」と語ります。
「衣を厚くすると、ごわついたり、肉の水分を吸ってべちゃべちゃしてしまうので、薄衣にし、しょうゆで香ばしさをプラスしています。この衣をよりおいしくするため、揚げ方にもこだわり、二度揚げしています。まずは低温でじっくり鶏肉に火を通してからいったん取り上げ、肉汁と鶏肉のおいしさを閉じ込めます。仕上げに高温でサッと揚げ、衣をカリッと仕上げて出来上がりです」
「この商品が“毎日の食卓で食べるなら、健康に配慮した商品を選びたい”と願う組合員の皆さんのニーズに応えられたら本当にうれしいです。約1年、試行錯誤して開発したかいがあります。多くの方に召し上がっていただきたいです」と胸を張ります。
塩分を抑えている分、鶏本来のうま味が楽しめる「CO・OP 減塩 若鶏の唐揚げ」。電子レンジで簡単に調理でき、冷めても軟らかなので、お弁当のおかずにもピッタリ! これからの季節、行楽弁当にもおすすめです。ご家族皆さんで、ぜひご賞味ください。
レンジ調理とは思えない軟らかさとジューシーさで、おいしかったです。冷めるともう少し味をしっかり感じると思うので、お弁当にも良さそうです。子どもも食べやすい大きさでした。
味付けも、香りも良く、手作りに近い味わい。お肉はジューシーで軟らかくておいしい。衣も薄いので、いくつでも食べられそう。
噛んだ瞬間、肉汁がジュワッとしみ出てジューシー! 減塩ということでもっと物足りないかと思っていましたが、十分おいしく食べられました。食事を楽しみながら減塩ができる良い商品だと思います。
年配の方だけでなく、小さな子どもの塩分のとりすぎに配慮しているパパやママにもおすすめです!
健康配慮シリーズは、「栄養素が補給できる」「野菜がとれる」「バランスのとれた食事」など、健康に配慮した商品にマークを付けて、ご案内しています。
このほかにも、「国産素材を使用した商品を積極的に使用したい」という組合員の皆さんの願いに応えた商品には「国産素材」のマーク、主要な原材料に産地や栽培方法が明らかな国産素材を使用した商品には「産地指定」のマークを付けて、ご案内しています。
【広報誌2016年9月号より】